強プラ管協会とは
強プラ管について
強プラ管の歴史
農業用水用内圧管(K-111A)
内圧管(JISA5350、K-111)
内挿用内圧管(K-111L)
外圧管(JIS A 5350、JSWAS K-2,K-201)
内挿用外圧管(JSWAS K-16,K-201L)
施工事例:農業用水用
施工事例:下水道用
施工事例:その他
規格
配布資料のご案内
DVD「適切な施工」のご紹介
強プラ管の施工要領
技術情報
曲げ配管工法
鞘管工法
管基礎材C-40の適用性
■管の種類
管は、内・外圧強さ及び形状により区分されています。
形状\管種 1種 2種 3種 4種 5種
B形 500〜3000
C形 200〜3000
T形 500〜3000
■管の内圧強さ
管の内圧強さは、試験内圧により区分されています。(単位MPa)
管種 1種 2種 3種 4種 5種
試験内圧 2.6 2.1 1.4 1.0 0.5
最大設計内圧 1.3 1.05 0.7 0.5 0.25
■管の形状

B形直管

C形直管

T形直管
B形:継手部のゴム輪が、管の挿口部外面に接着剤によって、あらかじめ接着されている構造のもの。
C形:継手部のゴム輪が、管の受口部内面に接着剤によって、あらかじめ接着されている構造のもの。
T形:継手部のゴム輪が、管の受口部内面に設けられた溝に、現場接合時に装着される構造のもの。

■水理性
管の内面は滑らかで流速係数が大きいため、条件によっては他管種より口径を1サイズ小さくすることも可能です。従って、老朽管の更新工事(パイプインパイプ工法)でも使用可能です。
【ヘーゼン・ウィリアムス公式の流速係数】
管種(内面の状態)  流速係数(C)
最大値 最小値 標準値
強プラ管 160 150
鋳鉄管(塗装なし) 150 80 100
鋼管(塗装なし) 150 90 100
水道用液状エポキシ塗装管(鋼) 100〜130
モルタルライニング管(鋳鉄) 150 120 130
遠心力鉄筋コンクリート管 140 120 130
プレストレストコンクリート管 140 120 130
硬質ポリ塩化ビニル管 160 140 150
ポリエチレン管 170 130 150
※農林水産省土地改良事業計画設計基準による。
■水密性・耐震性
継手部の寸法精度が良く、かつ受口部と挿口部が一体変形するため高い水密性を確保します。また、受口部の挿入代が大きく伸縮・可とう性に優れ、許容曲げ角度も大きいので、軟弱地盤や地震時における地盤変動にも良く順応できます。地盤の液状化対策に有効な砕石基礎も使用できます。
B形管
呼び径 P(mm) X(mm) 許容曲げ角度
200 140 75 6°00'
500 200 105 4°00'
1000 220 105 3°30'
2000 330 190 2°30'
3000 430 255 2°30'

■高強度
引っ張り強度の大きいFRP層を管壁の内外面に配したサンドイッチ構造で管全体の強度が高く、またとう性管のため大きな水平反力が得られるので土中での発生応力が小さく、深埋設にも適しています。

高強度
■施工性
質量はコンクリート管の約1/5と軽量で、運搬や取扱いが容易なうえ、ゴム輪を用いたスリップオンジョイントでスムーズに接合できます。
呼び径 管種 管厚(mm) 質量(kg/4m) 比率
1000 強プラ管 20 563 1
PC管 65 3,480 6.2
2000 強プラ管 40 2,320 1
PC管 125 11,960 5.2
■耐食性
酸・アルカリに強く、広い範囲の土質条件・水質条件に対応でき、電食の心配もありません。また、使用材料を変えることによって、より耐食性の高い管も製造できます。
■経済性
管材料費も工事費も安価で非常に経済的な管です。